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みなさんこんにちは。岡山市感染症エクスプレス令和6年2月16日号です。
　このメールマガジンでは岡山市の感染症発生動向調査（週報）の速報やトピックについて発信します。

■感染症発生動向調査　週報（速報）
インフルエンザが今年に入ってから再増加傾向しています。昨年末はA型が流行していましたが、現在はB型が増えています。既にA型に感染した方も感染の危険がありますので、引き続き手洗い・うがい・マスクの着用など、基本的感染対策を心がけましょう。

◇第6週（2/5〜2/11）で定点あたりの患者報告数が多かった疾患
１)インフルエンザ　615件　定点あたり 27.95（前週　543件　定点あたり 24.68）
２)感染性胃腸炎　146件　定点あたり 10.43（前週　170件　定点あたり 12.14）
３)新型コロナウイルス　212件　定点あたり 9.64（前週　281件　定点あたり 12.77）

◇第6週（2/5〜2/11）の定点あたりの患者報告数と前週との比較では
※前週を（　）で表記
新型コロナウイルス　　　9.64（12.77）　 〔↓〕
インフルエンザ　　　　　27.95（24.68）　〔↑〕
RSウイルス感染症　　 　0.07（0.07）　 〔→〕
咽頭結膜熱　　　　　　　0.64（0.57）　 〔↑〕
溶連菌感染症　　　　　　5.36（3.93）　 〔↑〕
感染性胃腸炎　　　　　　10.43（12.14）　〔↓〕
水痘　　　　　　　　　　0.14（0.07）　 〔↑〕
手足口病　　　　 　 　　0.14（0.07）　　〔↑〕
伝染性紅斑　　　　　　　0.00（0.00）　　〔→〕
突発性発疹　　　　　　　0.29（0.14）　　〔↑〕
ヘルパンギーナ　　　　　0.00（0.07）　　〔↓〕
流行性耳下腺炎　　　　　0.07（0.00）　　〔↑〕
急性出血性結膜炎　　　　0.00（0.00）　　〔→〕
流行性角結膜炎　　　　　0.40（0.00）　　〔↑〕
となっています。

◇例年や前週までの感染症動向については下記のホームページをご参照ください。
〇岡山市ホームページ「感染症発生動向（岡山市感染症情報センター）」はこちら
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?02cYUSXfds

※この週報は速報性を重視していますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。

◇感染症発生動向調査週報とは
『感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律』で規定された感染症のうち、インフルエンザや感染性胃腸炎などの定点把握対象疾患は、選出した医療機関（定点医療機関という）のみから報告され、患者数を調査集計することにより感染症の流行状況をモニタリングしています。
　定点把握対象疾患のうち、内科・小児科・眼科定点疾患は、市内の定点医療機関から毎週報告を受けており、1週間の患者報告数を定点医療機関の数で割ったものを定点あたりの報告数として集計しています。

【今週のトピック】梅毒発生届出数、過去最多！
　岡山市内の昨年の梅毒発生届出数は193件（男性135件、女性58件）と、過去最多の届出数となりました。梅毒の症状は性器や手、唇、胴体などに発生するできもので、一時的に症状が治まることがありますが、未治療のままだとさらに症状が悪化したり、進行して神経や心血管の症状が出てしまうことがあります。症状がある場合は、泌尿器科や婦人科、皮膚科をすぐに受診するようにしてください。また、感染していたら、無症状でも相手を感染させてしまうおそれがあります。無症状で感染が心配な方は、保健所の梅毒無料検査を事前予約制で受けられますので、気軽にご相談ください。
〇岡山市ホームページ「岡山で梅毒患者が増加しています！」はこちら
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?12cYUSXfds

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　〇岡山市ホームページ「岡山市感染症エクスプレス　バックナンバー」はこちら
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