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このメールマガジンでは岡山市の感染症発生動向調査(週報)の速報やトピックについて発信します。
■感染症発生動向調査 週報(速報)
新型コロナやインフルエンザの定点あたりの報告数が増加しています。寒い日が続きますが、引き続き定期的な換気や手洗い、適切な場面でのマスクの着用を心掛けましょう。
◇第2週(1/8〜1/14)で定点あたりの患者報告数が多かった疾患
1)インフルエンザ 209件 定点あたり 9.50(前週 159件 定点あたり 7.23)
2)感染性胃腸炎 98件 定点あたり 7.00(前週 53件 定点あたり 3.79)
3)新型コロナウイルス感染症 118件 定点あたり 5.36(前週 46件 定点あたり 2.09)
◇第2週(1/8〜1/14)の定点あたりの患者報告数と前週との比較では
※前週を( )で表記
新型コロナウイルス 5.36(2.09) 〔↑〕
インフルエンザ 9.50(7.23) 〔↑〕
RSウイルス感染症 0.00(0.00) 〔→〕
咽頭結膜熱 1.93(0.64) 〔↑〕
溶連菌感染症 2.64(2.21) 〔↑〕
感染性胃腸炎 7.00(3.79) 〔↑〕
水痘 0.07(0.14) 〔↓〕
手足口病 0.07(0.14) 〔↓〕
伝染性紅斑 0.00(0.00) 〔→〕
突発性発疹 0.64(0.14) 〔↑〕
ヘルパンギーナ 0.00(0.00) 〔→〕
流行性耳下腺炎 0.00(0.00) 〔→〕
急性出血性結膜炎 0.00(0.00) 〔→〕
流行性角結膜炎 0.60(1.00) 〔↓〕
となっています。
※この週報は速報性を重視していますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。
◇例年や前週までの感染症動向については下記のホームページをご参照ください。
〇岡山市ホームページ「感染症発生動向(岡山市感染症情報センター)」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?02cYUSzfet
◇感染症発生動向調査週報とは
『感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律』で規定された感染症のうち、インフルエンザや感染性胃腸炎などの定点把握対象疾患は、選出した医療機関(定点医療機関という)のみから報告され、患者数を調査集計することにより感染症の流行状況をモニタリングしています。
定点把握対象疾患のうち、内科・小児科・眼科定点疾患は、市内の定点医療機関から毎週報告を受けており、1週間の患者報告数を定点医療機関の数で割ったものを定点あたりの報告数として集計しています。
【今週のトピック】手指衛生の重要性を再認識しよう!
新型コロナやインフルエンザなど、様々な感染症への対策に重要とされているのが手指衛生です。手指は様々な病原体を媒介する感染経路となるため、医療現場においても、院内感染対策における最重要項目の一つに位置付けられています。手指衛生には大きく石鹸と流水による手洗いと、アルコール等の消毒液を用いた手指消毒に分けられますが、アルコールが効きにくい病原体も存在するため、まずは、排泄後や食事前に石鹸と流水による手洗いを確実に実施することが重要です。
〇岡山市ホームページ「新型コロナウイルス感染症・予防について」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?12cYUSzfet
■感染症エクスプレスのバックナンバーについて
感染症エクスプレスの過去の配信をご覧になりたい方は、こちらをご覧ください。
〇岡山市ホームページ「岡山市感染症エクスプレス バックナンバー」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?22cYUSzfet
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