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みなさんこんにちは。岡山市感染症エクスプレス令和7年2月17日号です。
このメールマガジンでは岡山市の感染症発生動向調査（週報）の速報について発信します。
※2月24日は祝日のため、次回配信は2月25日とさせていただきます。ご了承ください。

■感染症発生動向調査　週報（速報）
令和7年第6週(2月3日から2月9日)の岡山市の感染症発生動向

■ インフルエンザ
・第6週の報告は36件（定点あたり1.64）で、第5週の報告は48件（定点あたり2.18）から減少しました。
・過去には、2003/2004年シーズンに定点当たり56.2、2004/2005年シーズンに60.1、2014/2015年シーズンに56.4の報告がありましたが、今シーズンはそれを上回り、2024年第52週は63.14と過去20年間でも最も多い報告数となっており、大きな流行が起きました。
・第6週の全国平均は定点あたり3.78（前週5.87）、岡山県平均は定点あたり2.24（前週3.54）と減少しています。
・岡山市内の基幹定点医療機関からのインフルエンザ入院の報告は、第5週は0件（0.00）、第6週は0件（0.00）でした。
・病原体検査ではインフルエンザＡpdm09が多く検出されています。

■ 新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
・第6週の報告は58件（定点あたり2.64）で、第5週の報告は100件（定点あたり4.55）から減少しました。
・第6週の全国平均は定点あたり5.82（前週6.06）、岡山県平均は定点あたり4.70（前週6.20）となっています。
・基幹定点医療機関からの新型コロナウイルス感染症の入院の報告は、第5週は3件（3.00）、第6週は3件（3.00）でした。

■感染性胃腸炎
・第6週の報告は167件（定点あたり11.93）で、第5週の報告は124件（定点あたり8.86）から増加しました。
・年始から増加傾向が続いています。
・例年1〜2月は発生数が増加します。手洗いを習慣づけ、感染防止に努めましょう。岡山県内で食中毒（ノロウイルス）注意報が発令中です。

◇第6週（2/3〜2/9）の定点あたりの患者報告数と前週との比較では
※前週を（　）で表記
新型コロナウイルス　　　2.64（4.55）　
インフルエンザ　　　　　1.64（2.18） 　※注意報発令中
RSウイルス感染症　　 　0.21（0.21）　
咽頭結膜熱　　　　　　　0.00（0.14）　
溶連菌感染症　　　　　　1.29（1.50）　
感染性胃腸炎　　　　　　11.93（8.86）　
水痘　　　　　　　　　　0.21（0.14）　
手足口病　　　　 　 　　0.07（0.00）　
伝染性紅斑　　　　　　　0.00（0.07）　
突発性発疹　　　　　　　0.50（0.29）　
ヘルパンギーナ　　　　　0.00（0.00）　
流行性耳下腺炎　　　　　0.07（0.21）　
急性出血性結膜炎　　　　0.00（0.00）　
流行性角結膜炎　　　　　0.00（0.00） 　
マイコプラズマ肺炎　　　0.00（0.00）

◇例年や前週までの感染症動向については下記のホームページをご参照ください。
〇岡山市ホームページ「感染症発生動向（岡山市感染症情報センター）」はこちら
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?02d371ZgS8

※この週報は速報性を重視していますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。

◇感染症発生動向調査週報について詳細は下記のホームページをご確認ください。
国立感染症研究所ホームページ「感染症発生動向調査　週報（IDWR）」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?12d371ZgS8


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