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このメールマガジンでは岡山市の感染症発生動向調査(週報)の速報について発信します。
■感染症発生動向調査 週報(速報)
令和6年第23週(6月3日から6月9日)の岡山市の感染症発生動向
〇A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
・第23週の報告は101件(定点あたり7.21)で、第22週の報告は75件(定点あたり5.36)から増加しました。
・2023年9月頃より増加し、増減を繰り返しながらも、2018年以降最も報告数が多い状況が継続しています。
・扁桃の炎症を伴う咽頭痛に、前頸部の有痛性リンパ節腫大、苺状舌をともなうことが多いです。
・まれに重症化して全身に発赤が広がる猩紅熱に移行したり、糸球体腎炎やリウマチ熱を合併することもあるので注意が必要です。
・抗生物質による治療が推奨されています。
・症状があるときにはマスクをするなど咳エチケットを心がけましょう。
〇手足口病
・第23週の報告は90件(定点あたり6.43)で、第22週の報告は58件(定点あたり4.14)から増加しました。
・5週連続で増加しており、流行が始まっています。
・手のひら、足の裏、口の中や唇に2〜3mmの水ぶくれ様発疹が現れます。症状が落ち着いても便中に4週間程度排泄されます。
・手足口病の原因となるウイルスはアルコール消毒が有効ではありません。手洗いを習慣づけ、感染防止に努めましょう。
〇ヘルパンギーナ
・第23週の報告は13件(定点あたり0.93)で、第22週の報告は8件(定点あたり0.57)から増加しました。
・4週連続で増加しており、流行の兆しがあります。
・全国平均も増加傾向です。今後の感染状況に注意が必要です。
・昨年は定点あたり最大6.07となるほど、4年ぶりに大きな流行がおこりました。今後の状況に注意が必要です。
・突然の高熱や口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎です。乳幼児を中心に夏季に流行します。
・ヘルパンギーナの原因となるウイルスはアルコール消毒が有効ではありません。手洗いを習慣づけ、感染防止に努めましょう。症状があるときには咳エチケットを心がけましょう。
〇新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
・第23週の報告は39件(定点あたり1.77)で、第22週の報告は46件(定点あたり2.09)からわずかに減少しました。
・小児の報告は少なく、成人の報告が2分の1を占めています。
・全国平均は定点あたり3.99(前週3.52)、岡山県平均は定点あたり3.14(前週2.73)と増加しました。
◇第23週(6/3〜6/9)の定点あたりの患者報告数と前週との比較では
※前週を( )で表記
新型コロナウイルス 1.77(2.09)
インフルエンザ 0.00(0.05)
RSウイルス感染症 0.50(0.29)
咽頭結膜熱 0.50(1.07)
溶連菌感染症 7.21(5.36)
感染性胃腸炎 5.57(6.14)
水痘 0.07(0.14)
手足口病 6.43(4.14)
伝染性紅斑 0.00(0.00)
突発性発疹 0.07(0.93)
ヘルパンギーナ 0.93(0.57)
流行性耳下腺炎 0.07(0.07)
急性出血性結膜炎 0.00(0.00)
流行性角結膜炎 0.00(0.20)
となっています。
◇例年や前週までの感染症動向については下記のホームページをご参照ください。
〇岡山市ホームページ「感染症発生動向(岡山市感染症情報センター)」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?02cYUUzeWa
※この週報は速報性を重視していますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。
◇感染症発生動向調査週報について詳細は下記のホームページをご確認ください。
国立感染症研究所ホームページ「感染症発生動向調査 週報(IDWR)」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?12cYUUzeWa
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〇岡山市ホームページ「メールマガジン 岡山市感染症エクスプレス」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?22cYUUzeWa