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岡山市感染症エクスプレス

みなさんこんにちは。岡山市感染症エクスプレス令和8年8月10日号です。
このメールマガジンでは岡山市の感染症発生動向調査(週報)の速報について発信します。

令和8年第31週(7月27日から8月2日)の岡山市の感染症発生動向
■急性呼吸器感染症(ARI)
令和7年4月7日から急性呼吸器感染症が感染症法の5類感染症に位置付けられ、定点サーベイランスの対象となりました。急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)とは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)又は下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。
・15歳未満の急性呼吸器感染症報告数は、第31週が796件、第30週が683件で増加しました。
・15歳以上の急性呼吸器感染症報告数は、第31週が121件、第30週が102件で増加しました。

■COVID-19
・第31週の報告は53件(定点あたり2.94)で、第30週の報告27件(定点あたり1.50)から増加しました。
・年代別にみると、乳幼児の数が特に増加しています。
・第31週の全国平均は定点あたり1.70(前週1.53)、岡山県平均は定点あたり3.00(前週2.18)となっています。
・基幹定点医療機関からの新型コロナウイルス感染症の入院報告は、第31週は1件(1.00)、第30週0件(0.00)となっています。
・九州を中心に西日本で流行が進んでいました。29週には九州各県で定点あたり3.2〜12.7と増加していましたが、その後各県とも減少し、30週定点あたり2.29〜5.17、31週1.61〜5.29と減少から横ばいです。中四国地方では島根県(6.3)、山口県(6.0)、愛媛県(5.29)の報告数が高くなっています。

■手足口病
・第31週の報告は37件(定点あたり3.70)で、第30週の報告33件(定点あたり3.30)から増加しました。
・2024年には最高で定点当たり25.93まで増加しました。今後の動向に注意が必要です。
・岡山県の定点あたりが国の警報基準値(5.0)を超えた時点で注意喚起が出ています。(7月10日付け)
・乳児〜10代未満で患者が報告されています。
・手のひら、足の裏、口の中や唇に2〜3mmの水ぶくれ様発疹が現れます。症状が落ち着いても便中に4週間程度排泄されます。
・手足口病の原因ウイルスはアルコール消毒が有効ではありません。手洗いを習慣づけ、感染防止に努めましょう。

■ヘルパンギーナ
・第31週の報告は10件(定点あたり1.00)で、第30週の報告15件(定点あたり1.50)から減少しました。
・例年初夏から秋にかけて流行するため、今後の状況に注意が必要です。
・乳児〜10代前半で患者が報告されています。
・突然の高熱や口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎です。

■水痘
・第31週の報告は9件(定点あたり0.90)で、第30週の報告6件(定点あたり0.60)から増加しました。
・第19週、第20週は過去10年で最も多いレベルまで増加しました。
・患者の年代は、幼児〜10代前半です。ワクチンを2回接種している場合でも感染することがあり、軽症であっても他人への感染力があります。
・未接種か1回接種の方は、感染する可能性が高いためお気をつけください。3歳未満の方は、早めの定期接種をご検討ください。

■感染性胃腸炎
・第31週の報告は51件(定点あたり5.10)で、第30週の報告は42件(定点あたり4.20)から増加しました。
・手洗いを習慣づけ、感染防止に努めましょう。

◇第31週(7/27〜8/2)の定点あたりの患者報告数と前週との比較では
※前週を( )で表記
急性呼吸器感染症(ARI)※1  50.94(43.61)
新型コロナウイルス      2.94(1.50)
インフルエンザ        0.06(0.17)
RSウイルス感染症        0.20(0.00)
咽頭結膜熱          0.60(0.00)
溶連菌感染症         2.20(1.40)
感染性胃腸炎         5.10(4.20)
水痘             0.90(0.60)
手足口病            3.70(3.30)
伝染性紅斑          0.00(0.10)
突発性発疹          0.70(0.60)
ヘルパンギーナ        1.00(1.50)
流行性耳下腺炎        0.00(0.00)
急性出血性結膜炎       0.00(0.00)
流行性角結膜炎        0.80(0.20)
マイコプラズマ肺炎      0.00(1.00)
となっています。

※1 急性呼吸器感染症(ARI)とは、細菌やウイルス等の感染による急性呼吸器症状(鼻炎、中耳炎、咽頭炎、肺炎等)を呈する症例の総称です。令和7年4月7日から感染症法上の5類感染症に位置づけられました。

【今週のトピック】お盆休みの受診について
お盆は帰省や旅行で人の動きが活発になり、大人数で集まる機会が増えます。普段会わない人と会うことで感染を広げてしまう可能性があるため、いつも以上の感染防止に心がけ、体調を整えることが大切です。
休診の医療機関も多いため、事前に受診可能な医療機関を確認しておきましょう。
感染予防には「換気」「手洗い・手指消毒」「場面に合わせたマスクの着用」が有効です。夏場は、熱中症予防を優先した換気を行いましょう。
〇岡山市ホームページ「発熱等体調悪化時の受診・相談について」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?02d7jdlg6m

◇例年や前週までの感染症動向については下記のホームページをご参照ください。
〇岡山市ホームページ「感染症発生動向(岡山市感染症情報センター)」はこちら
 https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?12d7jdlg6m

※この週報は速報性を重視していますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。

◇感染症発生動向調査週報について詳細は下記のホームページをご確認ください。
○国立健康危機管理研究機構ホームページ「感染症発生動向調査 週報(IDWR)」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?22d7jdlg6m


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  • 登録日 : 2026/08/10
  • 掲載日 : 2026/08/10
  • 変更日 : 2026/08/10
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